最近の経済ニュースを見ていると、
「賃金アップ」「賃上げが必要だ」という言葉をよく耳にする。
たしかに、給料が上がること自体は悪い話ではない。
でも、生活者の立場から見ると、
その前にやることがあるんじゃないかと思ってしまう。
それが、円安対策だ。
賃金が上がっても、生活は楽にならない理由
今、何が一番きついかというと、
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食料品
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光熱費
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日用品
こうした毎日の出費だ。
仮に賃金が少し上がったとしても、
円安による物価上昇で、
その分は簡単に消えてしまう。
「給料は増えたけど、
結局、手元に残るお金は変わらない」
そんな感覚を持っている人は、
決して少なくないはずだ。
円安は、生活者にとって“見えにくい増税”
円安が進むと、
輸入品の価格が上がる。
日本は
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食料
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エネルギー
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原材料
多くを輸入に頼っている国だ。
つまり、円安は
生活者にとっての実質的な負担増になる。
これは
税金のように明確に見えないけれど、
スーパーや電気代を通して、
確実に家計を圧迫している。
国債発行と円安は、切り離せない問題
国債を大量に発行して景気を刺激すれば、
短期的には株価が上がりやすくなる。
ただ、その裏で起きているのは、
円の価値の低下だ。
円安が進めば進むほど、
輸入物価は上がり、
生活者の負担は増える。
この状態で
「賃金を上げましょう」
と言われても、
順番が逆に感じてしまう。
0.1%ずつでもいいから、円を守る姿勢を
急激な利上げをしろ、
と言いたいわけではない。
でも、
0.1%ずつでもいいから、
円を守る姿勢を市場に示すことはできるはずだ。
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円安を止める意思がある
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輸入インフレを放置しない
そうしたメッセージがあるだけでも、
生活者の不安はだいぶ違ってくる。
賃金アップは、土台が安定してから
賃金アップが意味を持つのは、
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物価が安定していて
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円の価値が守られていて
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生活の基盤が揺らいでいない
この状態があってこそだ。
土台が崩れたまま賃金だけ上げても、
結局は
「物価に飲み込まれる」
だけになってしまう。
おわりに
経済成長や賃金アップを否定するつもりはない。
ただ、生活者として見たとき、
今一番必要なのは、
給料を増やす前に、
減らされない環境を作ること
そのための円安対策だと思っている。
派手さはないけれど、
生活を守るという意味では、
これが最優先じゃないだろうか。

